国会に複国籍の容認を求める陳情と請願書の提出並びに、J-Visの廃止を求める陳情と請願書の提出に行きました。
複国籍の容認を求める陳情の要旨は以下の通りです。
・複国籍の容認を求める請願は2000年よりはじまり、今年で10年を迎えました。毎年請願が出されていますが、一向に法案すら提出されません。民主党政権になっても、動きがありません。是非、何らかの一歩、請願の承認など、をお願い致します。
・韓国も複国籍を容認する法改正を行いました。日本は国際化の波に遅れています。
・菅首相も以前、複国籍を認める要件は緩和されるべき、と述べられています。せめて、国籍選択制度の見直しを、内閣が法務省に求めて下さい。現法制度は形骸化しています。
・成人の複国籍者は増加の一方で、他国籍取得による、日本国籍の喪失規定も形骸化しています。強制的に日本国籍を喪失されれば、そうならなかった多くの人達と不公平が生じます。
J-Visの廃止を求める陳情は、一刻も早い外国人の入国審査に際する指紋押捺と写真撮影の廃止をお願い致しました。
本日陳情を受けて下さった議員は、
衆議院 土肥隆一議員
同 藤田一枝議員
のお二方です。
ツルネン・マルティ議員とは、時間が取れず、議員会館ロビーでご挨拶をした程度でした。
参議院では、社民党党首 福島みずほ議員の事務所を訪問し、秘書対応をして頂きました。
請願書の提出は、衆議院では土肥議員が、参議院では福島議員がお受け下さる事になりました。現在、民主党では請願の受け付けが制限されているとの事です。衆議院では、政府の役職を持つ議員には請願の紹介を遠慮するようにと党からの通達が出ています。参議院ではさらに厳しく、全ての参議院議員に請願紹介の自粛が党より通達されています。
この様な状況の為、今まで紹介議員になって下さっていた民主党議員の方々から軒並み請願の紹介を断られています。その中で、土肥議員が衆議院に請願を紹介して下さるのは大変有難い事でした。参議院では社民党党首福島みずほ議員が紹介議員を受けて下さいました。今後、請願に関しては福島議員にお世話になる事が多くなると思います。
土肥議員からは、民主党幹事長室への要望書提出を勧められました。幹事長室への要望書は、政権与党たる民主党への正式な要望として扱われるそうで、請願より効果が期待できるだろうということでした。よって、至急要望書を作成して、土肥議員を通じて民主党へ提出したいと思います。場合によっては、幹事長室担当議員に直接面談も可能との事で、これも合わせて申し込みたいと思います。
請願は、臨時国会と通常国会にわけて提出するため、今回提出した請願の筆数は以下の通りとなっています。
衆議院 紹介議員 土肥隆一議員 :複国籍 417筆、J-Vis 334筆
参議院 紹介議員 福島みずほ議員:複国籍 415筆 J-Vis 474筆
合計 複国籍 832筆 J-Vis 808筆
複国籍PT 代表 高川 憲之
写真(平成22年10月22日撮影)
土肥隆一衆議院議員(右)と複国籍PT代表高川(左)
藤田一枝衆議院議員(右)と複国籍PT代表高川(左)
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